最近、お子さんの施術を行う機会が増えている。
実にありがたい。個人的に、病気の予防や発育などに関わらせていただけて、非常に嬉しいです。たいていは親が施術に来ていただき、僕のことを知っていただいてからの、お子さんの施術が追加となるパターンが多い。
(もちろん他の人も真面目に向き合うのだが、)僕のことを信用してくれて、大事なお子さんを他人に任せるという決断に対して、私も身が引き締まる思いがでる。気負い過ぎるのは良くないが、勝手に責任感が増す。
さて、身体というのは不思議なもので、様々な症状は身体の歪みなどのストレス反応の過程で表に現れる。
身体の歪みと症状
頭の形の歪みも反応に現れる。例えば、膝が変形していたら膝の調子が悪くなることは明白であろう。(膝が曲がる原因は他の所にあることが多いのだが・・)おでこの骨が奥に引っ込んでいたら、前頭葉というところが上手く働かないし、耳の上の骨が奥に引っ込んでいたら、側頭葉というところが働きにくくなる。よく脳は頭の中で水に浮かんでいるような感じというが、頭の骨と繋がっている。ボートを岸につないでおくように、脳も自由に動き過ぎないように、ある程度固定されているのだ。
頭が歪むということは、脳の箱がひしゃげているのである。豆腐のパッケージが歪めば中の豆腐も圧迫されるのはイメージできるだろう。つまり、のびのびと自由に成長するスペースがないのである。
(大人も頭が変形している人が多いですよ!自分の頭を丁寧に毎日触ってみてください。日々形が変わりますよ)
最近は、身体が硬いお子さんが増えている。これは骨格だけの問題ではないのだが・・・(機会があれが書きますね)特に、怪我などが原因でもなければ、体前屈が硬いということは、他の所も当然硬いのである。頭の関節も硬く締まっている。全身はつながっている。目に見える形になっているということは、水面下で問題は進行しているのである。未来を可能性のあるものにするのは、大人の務めで、知っている者の務めであろう
1人1人の施術を通して、僕も経験し成長する。歩みは遅くても決してとどまることはなく進む決意とともに!